好きなことって何かと聞かれて、最近よく困っておりました。
好きなことをつらつらと語れるひと、カッコイイなって思います。
自分らしくいるために何をすればいいのかわかってる人、超かっこいいです〜。
私も何か趣味欲しいな〜とか考えていました。
でもそもそも趣味とか好きなこととかって、作り出すものじゃなくて気づいたらやっていることなんじゃないかという根本的なことに気づきました。
かっこいい人たちは趣味にしよう!としてやっているわけじゃない気がする。
前置きが長くなりましたが、私の趣味は
「映画をみること」
です。
普通です。でもとっても好きです。
映像ならなんでもいいのではなく、映画というものがすき。
今日はわたしが特に好きな映画を紹介します。
500日のサマー
私が存在に気づいた時はTSUTAYA店員のおすすめコーナーにあっただけだったのですが、今ではおしゃれに敏感な女子はみんな見ているような気が。
当たり前になったIKEAでのデートを流行らせたのもこの映画!!
(最近IKEAすっかり混雑しちゃってなかなか楽しめない。)(以下軽いネタバレ含みます。)
自由奔放なサマーと彼女に振り回される建築家志望のトム。
沢山のデートを重ねて、二人の距離は縮まり、トムはこの幸せは一生続くって気持ちになるのです。とっても共感できます。
でも奔放なサマーはころっと気持ちが変わってしまい、突然トムとの付き合いをやめてしまいます。カフェで声をかけてきた男性をしれっと突然結婚までしちゃいます。トムがかわいそう。トム自身も悲劇のヒロインならぬ悲劇のヒーロー状態になってしまいます。
結局トムはサマーを忘れるために、建築家になろうとチャレンジしている最中に新たな女性と出会う。運命を信じて彼はまた恋をするのかしら?
といったところで話は終わります。
初めてこの映画を見た時、とりあえず突然振られたトムを不憫に思いましたし、サマーはなんて小悪魔なの!と思ったのを覚えています。
けれど数年経ち、自身も成長して再度この映画をみると、
正直サマーがしたことって普通のことな気がしてきます。
好きだから一緒にいたし、そうじゃなくなったから会わなくなる。
何も難しい話ではなかったのだなと、恥ずかしながら今更気づきました。
まあ500日も一緒にいたのに突然関係がうまくいかなくなったら辛いという気持ちは激しく共感しちゃいますけどね、結局。
彼らの恋愛に共感できてもできなくても、
色彩や部屋のインテリア・構図、映像の切り取り方など、ストーリーとは別軸でも楽しめる映画ですので、まだ観ていない方がいればぜひ一度観てください〜。
夏の映画ではないけれど、タイトルにサマーって入ってるしね!いいかしら。
(ついでにNetflixに追加されたら嬉しいな〜。)